1984年に開催されたロサンゼルス五輪。

この大会から正式種目となった
女子マラソンで一躍世界に注目された
ガブリエラ・アンデルセンさん。

ふらふらになりながらもゴールする姿は
この大会を振り返ったとき今でも必ず
と言っていいほどプレイバック
されます。

彼女は今現在、何をされている
のでしょうか。




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現在について

アンデルセンさんはスイスの出身。

18歳のときに渡米し、アイダホ州で
スキーのインストラクターを
していました。

米国人のディック・アンデルセンさんと
結婚し、このとき米国籍も取得。

しかし、陸上選手としてはスイス代表
のまま競技を続け、ロサンゼルス五輪も
スイス代表としてマラソン競技に
出場しました。

現在はアイダホ州サンバレーの
スキー場にお住まいで花屋をやって
いるのだそうです。

さすがにもうマラソンは
していないとのこと。

じつは競技生活の中で膝を痛めて
しまってもう走れないのだそうです。

マラソン競技も過酷ですからね。

それに代わって楽しんでいるのが
マウンテンバイクやスキーの
クロスカントリー。

マウンテンバイクもクロスカントリーも
地方の小さな大会に今でも出場している
のだそうです。

競技会に今でも出場しているとは、
やはりどこまでいっても彼女は
アスリートということでしょうか。

ぜひ生涯現役で競技を楽しんで
もらいたいですね。

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レースの終盤に何が?

今や伝説になっているロス五輪での
アンデルセンさんのゴールシーン。

本人によればレースの序盤は
非常に快調だったとのこと。

というのもコースの最初のほうでは
海岸付近を走っていたため、気温も
それほど高くなかったのだそうです。

しかし、高速道路を走るようになる頃に
気温が上がっていき、彼女にとっては
暑さが厳しくなっていきました。

残り2~3キロとなったあたりでは
まだレースを戦っているという
意識があったといいます。

20位かもしくは15位あたりが
目標で、残り1キロを切った
あたりではまだこの目標に届く
と思っていました。

ところがスタジアムに入った途端、
太陽に直接照らされて、体調が
急激に悪化。

強い直射日光に晒されたことで
熱中症を起こしてしまいます。

ふらつき、足を引きずりながらも
ゴールに向かうアンデルセンさん。

係員も駆け寄りますが、棄権はしないと
彼女は意思表示をしました。

フィールドに控えた医師は彼女が
脱水症状ではないことを確認して
続行させました。

もはやふつうに歩くよりも遅いような
状態でありながらゴールを目指し続けた
アンデルセンさんに観衆は惜しみない
声援を送り続けました。

そして、スタジアムに入ってから
5分44秒後、ついにゴール。

と同時に彼女は係員の腕の中に
倒れこみました。

結局、44人中37位という成績。

ちなみにこのとき日本代表として
出場したあの増田明美さんは
途中棄権しています。

倒れたあとに急いで医務室に運ばれ
ましたが、大事には至らなかった
とのこと。

レース後に、

五輪の歴史的な大会だったので、どうしてもゴールしたかった

と語ったアンデルセンさん。

最近のインタビューでこのレースの
ことを今でも思い出すかと聞かれた
ところ、笑いながら否定。

ただ、オリンピックを見るたびに
自身の経験したことを思い出す
と語っています。

結果は37位とはいえ、彼女にとって
オリンピックが大切な思い出となって
いるのでしょうね。

まさにロス五輪で記憶に残る名シーンを
生んだアンデルセンさん。

そのゴールを諦めない姿勢は時を超えて
これからも多くの人々に感動を与え
続けることでしょう。

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