近畿大学のボクシング部の監督で
ロンドン五輪にも出場した鈴木康弘氏。

2016年4月より監督を務めていましたが
なんと女子選手へのセクハラ行為により
自宅待機となっていると報道され
ました。

一時は廃部になった同部をOBで
タレントの赤井英和さんが総監督として
復活させ、関西学生リーグ1部に復帰する
など、近大ボクシング部は順調に
立て直しが図られてきました。




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新体制でのスタート直後に

関西学生リーグ1部に復帰を果たし、
それを機に総監督と監督が交代。

昨年4月より総監督に澤谷廣典氏、
監督には鈴木康弘氏が就任して
いました。

ところが澤谷氏は今年3月、練習中に
コーチの男性に対して蹴るなどの
暴力を振るったことで退任。

そして今回、鈴木氏が女子選手に
セクハラ行為をしたとして
自宅待機の処分となっています。

以前は部員による不祥事で廃部に
なっていましたが、それを立て直して
新体制がスタートして1年も経たずに
今度は指導陣の相次ぐ不祥事。

これでは必死に同部を復活させた
赤井さんたちも報われませんね。

ボクシング連盟や大学からの正式な
処分はこれからとのことですが、
すでに同部にとっては少なからぬ
ダメージとなっているでしょう。

鈴木氏の問題行動は、
「日常的だった」
という関係者の証言もある
とのこと。

適任でない指導者だったということ

と、日本ボクシング連盟の
山根明会長がコメントしていますが
その言葉に尽きるでしょう。

果たしてどのような処分が下るのか、
今後の部の指導体制がどうなるのか
気になるところです。

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ロンドン五輪で活躍

鈴木氏は北海道札幌市の出身。

子供のころはひ弱な見た目のために
いじめられることが多く、そこから
「強くなりたい」と思うようになり、
小4でボクシングジムに入門。

まるでリアル版「はじめの一歩」
みたいですね。

中学では転居したためボクシングからは
離れたものの札幌商業高校
(現・北海学園札幌高校)で
ボクシングを再開。

2年で国体準優勝、さらには3年時には
選抜選手権、インターハイ、国体で
優勝し3冠を達成。

ボクシングの名門・拓殖大学に
特待生として進学すると全日本選手権
国体で準優勝するなど活躍。

主将も務め、大学日本一の栄冠も
手にしました。

まさにアマチュアボクシングの
スター街道を歩んできたのですね。

その活躍を注目され自衛隊体育学校
ボクシング班から声が掛かります。

そうして自衛隊体育学校に入隊し
オリンピックを目指すことに
なりました。

2011年にウェルター級で世界選手権への
出場権を獲得し、同大会に出場。

この世界選手権ではロンドン五輪への
出場権がかかっていました。

順調に勝ち進むも惜しくも3回戦で
敗退となりますが、対戦相手が
優勝したためにロンドン五輪の
出場権を獲得。

目標のオリンピックに
手が届いたのですね。

ロンドン五輪では1回戦は判定勝ちを
収めたものの、2回戦で敗退。

ちなみにこの大会のミドル級に出場して
金メダルを獲得したのが現在プロで
活躍する村田諒太選手でした。

その後も2014年韓国・仁川で開催された
アジア競技大会にウェルター級の
日本代表として出場。

そして2016年4月、近大ボクシング部の
監督に就任しています。

経歴を見るとまさにアマチュア
ボクシング界では国内のトップ選手。

それだけに近大ボクシング部で起こした
不祥事はこれまでの経歴にみずから
泥を塗るような行為で非常に残念
ですね。

同氏にどのような処分が下るのか、
連盟や学校側の対応が注目されます。

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