2013年に米国の国家安全保障局(NSA)
のスパイ行為を告発したエドワード・
スノーデン氏。

元NSAおよびCIA局員だった彼が
暴露した内容は世界中で話題に
なりました。

一方で米国の司法当局からは
逮捕命令が出され、彼はロシアへ
渡りました。




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現在について

スノーデン氏は今現在も
ロシアに滞在しています。

亡命したわけではなく、扱いとしては
「難民」なのだとか。

滞在許可証が発行され、それが年々
延長されて2017年1月に2020年まで
滞在が延長されました。

ロシアがここまで寛容なのは
スノーデン氏を滞在させるだけでも
米国にとっては相当に嫌な思いをさせる
ことができるからでしょうね。

いざとなったら彼を外交のカードにも
利用できるというのもあるでしょう。

一時、トランプ政権誕生の際に
ロシアがスノーデン氏を手土産に
差し出すなんて噂もありましたが、
それはありませんでしたね。

ただし、現在の彼の滞在場所に
ついてはさすがに非公開。

米国がロシアのようなあからさまな
暗殺なんてしないと思いますが、
事故に見せかけた暗殺とか巧妙に
仕込みそうですよね。

米国に捕まったらどうなる?

ロシアにも身柄の引渡しを要求するなど
米国は彼を間違いなく逮捕するつもり
でいます。

もし、彼が当局に逮捕されると
どのような処分となるのでしょうか?

1994年に逮捕された元CIAの
オルドリッチ・エイムズは
ソ連と内通した二重スパイの
罪によって今日現在も終身刑で
服役中です。

しかも仮釈放は「なし」という
非常に厳しい処分となっています。

彼の場合、逮捕されるまでの10年間に
渡って二重スパイを働いていました
ので、重罪とみなされたのでしょうね。

ほかにもロシアに情報を売り渡した
元CIAのハロルド・ジェームズ・
ニコルソンは懲役23年7ヶ月の
判決を受け現在も服役中。

彼は服役中にも息子を使って
二重スパイを続けたためさらに
刑期が延長されました。

上記の例を踏まえるとNSAの機密情報を
漏洩したスノーデン氏も20年単位の
懲役刑が待っているかも知れませんね。

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大学の名誉総長に

そんなスノーデン氏はNSAを告発した
翌年に英国のグラスゴー大学の
名誉総長に選出されています。

米国では完全にお尋ね者になっている
人物が他国の大学では総長に迎えられる
ってなんとも不思議ですね。

グラスゴー大学の学生グループが
選出したそうで、彼を「勇気ある
内部告発者」として評価している
のだそうです。

お国が変われば国家組織の裏切り者も
ある種の英雄として扱われる
わけですね。

ちなみに同大学の総長には南アフリカの
元大統領マンデラ氏、イスラエル核開発
の内部者バヌヌ氏などが過去に就任して
います。

そもそもが名誉職なので会議に出る
程度の仕事しかないようですが。

祖国に帰る日が来るのか?

じつは2014年にノーベル平和賞の
候補としてノミネートされた
スノーデン氏。

このノーベル平和賞そのものが少々
胡散臭いですけど、彼をノミネート
するのはやはり違う気がしますけどね。

現在スノーデン氏はロシアで自由で
快適な暮らしをしているといいますが、
彼の弁護士は「米国に帰りたがって
いる」とも語っています。

ただ、帰国すれば刑務所送りは
確実でしょう。

ロシアも利用価値がなくなれば簡単に
放り出しかねない国ですから、内心は
ビクビクしているかもしれませんね。

果たしてスノーデン氏が再び祖国の
土を踏む日が訪れるのか、それとも
他国へ亡命するのか。

自らの行動の結果とはいえ、安住できる
地はなかなかみつからないでしょうね。

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