2007年にイタリア・ペルージャで
起こった英国人留学生殺害事件。

この事件では被害者のメルディス・
カーチャーのルームメイトだった
アマンダ・ノックスとその知人男性
2人が逮捕されました。

一旦は裁判で有罪判決が下るも、
その後の裁判で判決は二転三転。

2015年にイタリアの最高裁で
無罪判決が下りました。




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アマンダの現在は?

一時は26年もの禁固刑が言い渡された
アマンダ・ノックス。

2015年の最高裁判決で晴れて
無罪放免となりました。

彼女は米国へ帰国後、
事件に関する著書を執筆。

裁判に要した多額の弁護士費用も
その本の収益で支払ったのだとか。

世界でセンセーションを巻き起こした
事件ですから、その渦中の人物の著書
となればかなり売れたんでしょうね。

その後、彼女は地元新聞社で
フリーライターとして
働くようになりました。

そして、自らの経験から不当に有罪と
された人々を助けるために弁護士に
なると表明しました。

また、そうした人々を支援する
活動にも参加しているとのこと。

その容姿が端麗であったために
パパラッチに必要以上に煽られ、
一躍、時の人となった彼女。

イタリア留学中にドラッグや男に
溺れる日々を送っていたことは
認めており、事件に関わる
重要参考人である事実は
終生かわることはないでしょう。

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事件の真相は?

イタリアの捜査当局は事件当初、

  • アマンダとその知人の男たちが部屋で乱交ゲームに興じていた
  • そこへ帰ってきたルームメイトのメルディスを誘うも彼女は拒否
  • 逆上したアマンダたちが彼女を乱暴したうえ殺害

といった線で捜査を進めていました。

メルディスの体内からは男たちのDNAが
検出され、血痕付きの指紋も検出される
など証拠も十分にそろっているかに
見えました。

しかし、裁判では現場で検出されたDNAが
汚染されていた可能性が指摘され、
さらに捜査官がアマンダとメルディスの
PCを処分するなど捜査上のミスも指摘。

事件当日、現場近くでのアマンダの
不審な行動について証言していた
目撃者も薬物中毒だったことが分かり、
証言の信憑性にも疑問符がつきました。

そして、結果的に
「無罪」
とされるに至りました。

では、この事件の真相は
どこにあるのでしょうか?

個人的には当初からの捜査当局の
見立てで間違っていないのでは
ないでしょうか。

結局、証拠不十分というだけですので、
現場に居合わせてまったくの無関係
ということは考えづらいでしょう。

じつはアマンダの父親は
米国の有名デパート
「メイシーズ」の幹部。

まぁつまりはお嬢様というわけですね。

容疑者となった娘のために
さぞ腕利きの弁護団をそろえて
いたのでしょう。

実際に弁護団は法医学者を召喚し、
アマンダのDNAが検出された凶器の
ナイフが致命傷を与えたわけではない
ことを証明しています。

ちょっとした矛盾をついて証拠能力を
失わせる―まさに百戦錬磨の弁護団の
戦略だったのでしょうね。

また、イタリア当局の詰めが甘かった
ということもあるでしょう。

証拠も十分にそろっていたにも
かかわらず、捜査の不手際など
脇の甘さがありました。

すでにイタリア最高裁の判決は
下っており、これが覆ることは
ないでしょう。

しかし、裁判は終わっても
事件は未解決のまま。

命を奪われたメルディスと
その遺族の無念は晴らされていません。

メルディスはイギリス出身で
イタリアには大学の交換留学生として
滞在していました。

非常に明るい性格で
友人も多かったという彼女。

その葬儀には300人以上が
参列したのだとか。

未来のある彼女の命を奪った
犯人は許せませんね。

いつかこの事件の真実が白日の下に
晒されることを願いたいですね。

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