イギリスのカンブリア州に住んでいる
ノア・ウォールくん(4歳)。

母親の胎内で水頭症となり、
常人の2%しか脳が存在しません
でした。

医師も彼が生きていくにしても
重度の障害を背負うことになる
だろうと予想していました。

しかし、彼は数字を10まで覚え、
ペンで名前を書けるまでに
成長を遂げています。




Sponsored Links

両親の決断

母親のシェリーさんは妊娠3ヶ月目で
お腹の中のノアくんに異常があることを
知ります。

これは染色体異常による極めてまれな
ケースで脊髄の成長が妨げられ、
水頭症や二分脊椎症を発症する
というものでした。

ちなみに水頭症は脳脊髄液が過量に
分泌されたり、吸収できないために
脳が圧迫を受けたり、頭蓋内圧が
高くなる疾患です。

また二分脊椎症は脊椎の一部が
形成されない疾患です。

麻痺によって手足が動かなかったり
感覚がまったくないなどの症状が出ます。

医師の見立てではまず生き残れないか
もしくは重度の障害が伴うことになる
であろうとの診断でした。

両親も医師から5回に渡って
中絶をすすめられもしました。

しかし、その提案を拒否し、
両親はノアくんを産むことを
決断します。

妊娠中から医者に
「生きていくのも難しい」
なんて宣告されたらさすがに
逡巡しますよね。

当時、父親は45歳・母親は40歳という
高齢であったことも出産にこだわった
理由かもしれませんね。

17050301

人知を超えた神秘

こうして医者からも見離される
ようにして誕生したノアくん。

水頭症の影響により
脳の容積は通常の2%。

多くの場合、水頭症であれば頭痛や嘔吐、
視力低下などの症状が出たりもします。

ましてや脳が2%しかないとなれば
日常生活すら難しいのではないか
というのは素人でも想像できますよね。

しかし、周囲の予想に反して
ノアくんは驚異的な成長を
遂げていきます。

車椅子生活ではありますが、
雑談もでき、数字を覚えたり、
ペンで自分の名前を書くことまで
できるようになっています。

ここまでくるまでには両親が繰り返し
反復練習させるなど献身的な努力が
ありました。

これに一番驚かされたのは
ほかならぬ医師たちでしょう。

ノアくんを担当する神経外科医
ニコルソン医師も
「今まで知られていなかった医学を
ノアくんが教えてくれている」
と語っています。

事実、CTスキャンの画像から、
生まれた直後は脳脊髄液で一杯に
満たされていたノアくんの脳内ですが、
現在は脳が発達して完全に機能している
とのこと。

これが人間に秘められた回復力なのか、
それとも神の御業か。

人知では推し量れない可能性が
人体にはまだまだ秘められている
ということなんでしょうね。

将来の夢

二分脊椎症を改善するため
腰に大手術を受けたノアくん。

医師によると将来的には歩くことも
できるようになるだろうとも
述べています。

じつは将来、消防士か医師になりたい
という夢を持っているというノアくん。

これからの生涯で何度か手術を
受けなくてはいけないそうですが、
奇跡的な回復を見せた彼なら、
叶わない夢はないように
思えてきますね。

いつか「2%しか脳がなかった」
なんてことも分からなくなるくらい
になってぜひとも夢を叶えてほしい
ですね。

スポンサードリンク