南米・アマゾンの奥地に暮らす
イゾラドと呼ばれる先住民の人々。

いまだに文明社会と関わりを持たず
昔ながらの生活を送りながら
暮らしています。




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イゾラドとは?

イゾラドとは現地の言葉で
「隔絶された人々」という
意味なのだそうです。

アマゾン川流域の密林で生活する
先住民でかつては300万人、700以上の
部族と言語に分かれていたのだとか。

密林の中で小都市のように
存在していたのでしょうね。

人種としてはモンゴロイドだそう
ですので、日本人と同じ黄色人種
ということになります。

衣服はほとんど身につけず、
裸で生活しており、イメージとしては
日本で言う縄文時代のように森の中で
自給自足の生活を送っている
感じですね。

Amazon_Manaus_forestアマゾンの熱帯雨林

急激な衰退

しかし、20世紀に入ってから
急速に文明社会が入り込んできたことで
彼らは一気に衰退していきます。

それは外部から人がやってくることで
彼らにとっての未知の病原体まで
入ってきたためでした。

文明社会に生きる人々には平気でも
イゾラドの人々にとっては免疫のない
病原菌はまさに脅威だったんですね。

そうして9割もの人々が病によって
亡くなってしまったのだそうです。

ほとんど絶滅寸前
といっていいでしょう。

ブラジル政府も一時期はイゾラドを
文明化しようと働きかけていた
のだそうです。

しかし、文明化させようとすることが
彼らにとっていいことなのかは
この病原菌のことだけ考えても
疑問ですよね。

実際に彼らを保護しようとしても
文明社会のルールなど解さないため、
物を盗んだり、些細なことから
人に危害を加えるといった様々な
問題も起こったのだそうです。

それもあくまで我々の側のルールの
中での話であって、イゾラドの人々に
とっては事の善悪など関係ない
のでしょうね。

そうした問題をクリアするため
設立されたのが政府機関「FUNAI」。

保護区を設けることでイゾラドの
生活圏を守る活動をしています。

病原菌の例からして、彼らに対しては
一切接触しないことが一番の有効策
でしょうね。

しかし、アマゾンは資源の宝庫。

保護区を設けるにしても、鉱物資源などが
見つかれば文明社会のほうからイゾラドの
生活圏入り込んでいくことになります。

こういう利権が絡むとたちまち
キナ臭くなりますね。

それでもFUNAIの活動によって
広大な面積を保護地区へ
指定することに成功したのだ
そうです。

元々はイゾラドの人々が古来から
自分たちの土地で生活していただけで、
文明社会があとから入り込んできた
わけですから、そこに立ち入らないのは
当然といえば当然ですね。

しかし、文明社会との関わりは完全には
絶つことはできないそうで、文明社会が
持ち込んだ病気に一人でもかかれば
たちまち集団に感染してしまうため
治療が必要となります。

そうしたきっかけで文明に接触すると
今度は文明の様々な物に触れ、
そうした物に依存するように
なってしまうのだそうです。

一度楽を覚えるとそちらに
流されるのは人の常ですよね。

FUNAIでもイゾラドの人々から
物を要求されると安易に
断れないのだとか。

もし断れば、結局は近隣の村から
盗んできてしまうからなのだそうです。

贅沢を知らないほうがじつは幸せだった
のかもしれないというのは幸せの国
「ブータン」が近代化して社会が
大混乱していることと似てますね。

難しい問題ですが、何をおいても
イゾラドの人々が平穏な日々を送れる
ように祈るばかりですね。

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