中部アフリカのルワンダ共和国で
義肢職人として活躍する日本人
ルダシングワ真美さん。

かつての内戦で手足を失った人々のため
無料で義足や義手を提供しています。




Sponsored Links

アフリカでの出会い

ルダシングワ真美さん、
日本名は吉田真美さんと
おっしゃるそうです。

出身は神奈川県。

専門学校を卒業後、法律関係の会社で
OLとして働いていたのだそうです。

しかし、日々のルーチンワークに
嫌気が差した真美さんは4年勤めた
会社を退職。

そして1989年、スワヒリ語を学ぶために
東アフリカのケニアに留学します。

いきなり未知の海外であるアフリカに
渡るというそのバイタリティが
すごいですね。

その留学先のケニアで出会ったのが
現在の夫であるガテラさん。

ルワンダ出身のガテラさんは当時
情勢が不安定だった同国から
ケニアに逃れてきていました。

これがその後の二人の人生を
決定付ける運命の出会い
だったんですね。

義肢装具士の道へ

幼少期にマラリアの治療のために受けた
注射が元で右足が不自由になってしまった
ガテラさん。

そのため足の機能を補う装具を身に付けて
いましたが、来日した際にそれが壊れて
しまいます。

その修理のために真美さんとともに
義肢製作所を訪れたことで、
義肢装具の現場を初めて目にします。

その技術力の高さに驚くとともに
これが内紛で傷ついたルワンダの
人々に必要な技術であることを
認識します。

そして、進路に迷っていた真美さんも
この技術を身につけて仕事にしたいと
思い立ちます。

そして、横浜市の平井義肢製作所に
弟子入りし、5年もの歳月をかけて
義肢装具士の資格を取得。

そこに強い信念があったことを
感じさせますね。

義肢装具士としての修行を終えて
1997年にルワンダに渡ります。

320px-CentralKigaliルワンダの首都キガリ

義肢を無料で提供

ルワンダは1994年、歴史に残る
大量虐殺が起こるなど、内戦により
多くの人々が傷つきました。

まさに真美さんたちの製作する
義肢装具を必要とする人々が
あふれていたんですね。

真美さんたちはNGO「ムリンディ・
ジャパン・ワンラブ・プロジェクト

を設立。

必要とする人たちに無料で
義足や義手、杖を提供しています。

最初は中古の義肢などを日本から
送ってもらったり、材料も廃品などから
現地調達するなどしていたのだとか。

安易に輸入するというのも
費用がかさみますからね。

現在はゲストハウスやレストランも
運営するほか、クラウドファンディングも
利用しながら活動資金を得ているのだ
そうです。

やはり無償で義肢を提供する
ということはそれなりの資金が
必要になりますから大変でしょうね。

そんな中で今までに義肢装具などを
提供した人数は1万人を超えるのだとか。

本当にすばらしいの一言ですね。

その活動については日本の中学校の
道徳の教科書にも取り上げられた
のだそうです。

こうした活動はぜひ子供たちにも
広く知ってもらいたいですよね。

現在も数十万人が体に障害を
抱えていると言われるルワンダ。

今も地道な活動を続ける
ルダシングワ真美さんに
心から敬意を表したいですね。

スポンサードリンク